はじめに
naka(@naka_twilog)という名前でブログ書いてます。
日々のニュースだけでなく、TwitterやYouTube、instagramなど
いろんなサービスが普及し始めた時代の中で
・このサプリで〇〇%の人が効果を実感!
・私の生徒〇〇人が〜万円以上稼いでる!
などなど…
いろんな数値を目にすることが増えたと思います。
しっかり情報を読み解くための参考として、フレーミング効果というものについて書こうと思います。少しでも参考になればうれしいです。
フレーミング効果とは?
ふと思った方もいるかもしれませんが
中学の理科でやったフレミングの法則とは何の関係もありません。

例を挙げると、行動経済学者のダニエル・カーネマンとエイモス・トヴァスキーの共同研究のアジア病問題というのが有名です。
アメリカ合衆国は、600人を死亡させる脅威の「アジア病」の発生に備えようとしている。その病気と戦うためにふたつの選択的な対策が提案されている。
グループ①に伝える内容
対策Aがとられると、200人が助かる
対策Bがとられると、全員が助かる確率は1/3、誰も助からない確率が2/3
↓解答した人達の結果の割合↓
プログラムA:72%
プログラムB:28%
グループ②に伝える内容
プログラムC:400人が死ぬ
プログラムD:誰も死なない確率は1/3、600人が死ぬ確率は2/3
↓解答した人達の結果の割合↓
プログラムC:22%
プログラムD:78%
グループ①、②に伝えた内容はいずれも全く同じです。
例の通り、フレーミング効果というのは
同じことを表す選択肢でも伝え方によって全く逆の選択をしてしまうことです。
意外と日常にあふれている
「カラダかわるNavi 」の調査では30代女性の8割がこの自粛期間中体重が増えたというそうです。
ダイエットサプリなどの需要が高まっている中でこんな広告をよく目にしませんか?
・ダイエットサプリの広告での文言
90%の人が効果を実感している!
↓ しかし、言い換えると…
10%の人が効果を実感していない
どちらが買いたくなるかはわかりますよね
まとめ
フレーミング効果について簡単にまとめました。
50人稼げていても20人は稼げていない、20人が合格点でも10人は欠点(赤点)かもしれません。
日頃見ている情報も少し焦点を変えてみて見ると面白いと思います!